医療法人 三仁会(春日井整形あさひ病院/師勝整形外科/三仁会 ぷらす)

活動報告

2018年9月の記事一覧

今回のセミナーでは、世界的に著名な学者である北里大学名誉教授「馬渕清資先生」をお招きして、「バナナの皮と医療技術の微妙な関係」というテーマでご講演をいただきました。 先生の専門は、生体の摩擦を研究するバイオトライポロジーで、現在その研究会会長も務めてみえますが、何と言っても先生のお名前を世に広く知らしめたのは、2014年のハバード大学で行われたイグノーベル賞の受賞です。 今回は、学術団体だけでなく、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等マスコミからも非常に多くのオファーがある中で、春日井整形外科院長前田医師の先輩であり、実家が愛知県ということで、特別にお時間を作って来ていただきました。 ご講演は、イグノーベル賞を受賞されたバナナの皮の摩擦係数の研究過程、生体組織の摩擦係数、人工関節の話から、これからの地球環境、人類の未来に向けた提言まで、非常に幅広い内容となりましたが、単にためになるだけではなく、非…続きを読む
昨年12月よりリハビリ公園にて園芸をはじめ,リハビリに取り入れています. 入院生活は、原疾患による身体機能低下に加え、気分の落ち込みや悲しさ、ストレスなど精神的にも負担が大きいものです。 園芸をリハビリに取り入れることで,草花や野菜などの園芸植物や身の回りにある自然との関わりを通して、心の健康、体の健康の回復を図ることができると考えています. また,園芸という活動を媒介として,体力の回復や立位動作の獲得など他の日常生活動作にその効果を波及させることができます. プランターを2つ設置し、用務員の中村ご夫妻より、植え方や管理方法を学びながら、職員では行き届かないところをお二人にご協力いただいています。 昨年12月より、リハビリ公園にプランターを設置し二十日大根、イチゴの苗、小松菜などを栽培しました。立派に育った野菜が収穫され、患者さんには育てた苦労と収穫の喜び、楽しさを感じてもらえたと思います…続きを読む