作業療法部門の紹介 園芸はじめました!
カテゴリ:院内行事
昨年12月よりリハビリ公園にて園芸をはじめ,リハビリに取り入れています.
入院生活は、原疾患による身体機能低下に加え、気分の落ち込みや悲しさ、ストレスなど精神的にも負担が大きいものです。
園芸をリハビリに取り入れることで,草花や野菜などの園芸植物や身の回りにある自然との関わりを通して、心の健康、体の健康の回復を図ることができると考えています.
また,園芸という活動を媒介として,体力の回復や立位動作の獲得など他の日常生活動作にその効果を波及させることができます.
プランターを2つ設置し、用務員の中村ご夫妻より、植え方や管理方法を学びながら、職員では行き届かないところをお二人にご協力いただいています。
昨年12月より、リハビリ公園にプランターを設置し二十日大根、イチゴの苗、小松菜などを栽培しました。立派に育った野菜が収穫され、患者さんには育てた苦労と収穫の喜び、楽しさを感じてもらえたと思います。
今年6月には、買ってきた苗と、中村さんに日日草の苗をいただき患者さんと一緒に植えました。その後も水やりを行うことが患者さんにとっても楽しみとなり,積極的に行っていただけました。
これからも、作業療法部門では馴染みのある活動や、達成感、喜びを感じられる作業を通して、患者さんの精神的・身体的健康の回復のお手伝いができればと考えています。
リハビリ公園のプランターを、みなさんもぜひ一度、見に来てくださいね。