回復期リハビリテーション病棟合同勉強会
カテゴリ:院内勉強会・研修会
当院の回復期リハビリテーション病棟では、定期的に看護師や介護職、リハスタッフなどが集まり、実技や座学などの研修を行っています。
今回は小河原PTが講師となり、当院で患者様の日常生活能力(ADL)を把握する為に用いている、機能的自立度評価法(Functional Independence Measure:FIM)の採点基準について知識を深めました。
FIMは病棟生活で実際に「しているADL」を評価する指標であり、これを用いることで、患者様の最大能力を引き出す看護が実践しやすい、またリハビリテーション介入時の目標が明確になりやすいといったメリットがあります。
一方、FIMは評価項目が多く、評価者によって基準があいまいになりやすいという点もあります。今回は研修会の様子を録画し、参加できなかったスタッフも知識が共有できるよう工夫しました。
今回の研修内容を活かし、今後も患者様の退院支援に向け、スタッフ間での知識や情報の共有、効果的なリハビリテーションの提供に力を入れていきたいと思います。