医療法人 三仁会(春日井整形あさひ病院/師勝整形外科/三仁会 ぷらす)

活動報告

9月10日(木)あさひ病院研修会を開催しました

9月10日(木)にあさひ病院研修会として、黒川胃腸科外科クリニックから磯谷正敏先生にお越しいただき、「腹部救急疾患の考え方 7つの病態分類」についてご講演いただきました。

腹痛は日常的に起こりうる症状ですが、特に急性発症の腹痛においては、迅速な処置が必要な腹部疾患が原因であることを知りました。
迅速な対応が必要な7つの病態は①破裂、②炎症・感染、③閉塞、④穿孔、⑤急性膵炎、⑥壊死・虚血、⑦急性胆管炎でした。この7つの病態は手術適応であることがほとんどのようです。
当院は整形外科を中心とした一般病棟と回復期病棟がある病院です。腹痛で受診されるかたは非常に少ないですが、近年は高齢社会となり整形外科や回復期病棟に入院されている患者様も高齢の方が多く、内科疾患を抱えている患者様も多いです。

今回の研修会で学んだことを活かし、ただの腹痛と甘く見ずに、腹痛の場所、疼痛の程度、疼痛の種類、バイタルを確認するなど、スタッフ一同、適切な対応をとっていきたいと思いました。