10月26日　回復期リハビリテーション病棟合同勉強会

今回の回復期合同勉強会は「個別性のある病棟リハビリを考える」といったテーマでグループワークを行いました。

あさひ病院の回復期リハビリテーション病棟では、「病棟リハビリ」として、筋力増強や離床時間の延長、運動の習慣化等の目的で、リハスタッフが作成した運動メニューを、看護師と患者様とで実施しています。
今回の勉強会は初めての試みで、リハ科と病棟看護師計25名を3グループに分け、事例を基にグループワークや、発表を通して意見交換をしました。
最初は戸惑いがあったものの、最後にはどのグループからも活発な意見がでており、有意義なグループワークになったのではないでしょうか。また回復期リハ病棟に勤務していないリハスタッフも参加しており、様々な視点を盛り込むことが出来ました。
具体的には、事例の主訴に沿って、より重要なメニューに絞って行うことや、現状ではあまり提案していなかった自宅環境に合わせた運動メニューなどが挙がりました。
更に、事例に対しての意見を越え、リハ科・病棟看護師のそれぞれが感じていた病棟リハビリの問題点や、改善点などの意見も出し合う事ができ、今後の病棟リハビリのメニューが個別性をふまえた、より良い内容になるきっかけづくりになったと思います。

病棟リハビリを患者さんにとって、楽しく続けられる取り組みにしていけるよう、普段から他職種の意見が言える・言いやすい機会を増やしていきたいと思います。