医療法人 三仁会(春日井整形あさひ病院/師勝整形外科/三仁会 ぷらす)

活動報告

岡崎城西高校サッカー部でのメディカルチェック

新型コロナウイルス流行の影響で約3年ぶりの開催となりましたが、2023年4月30日に岡崎城西高校サッカー部部員約180名に対してメディカルチェックを実施しました。
スタッフは医師1名、当院12名と他院のリハスタッフ35名で各検査を行いました。
チェックの内容は以下の通りです。
① 問診
② エコー(足部の骨折部の有無)
③ 足部や股関節の筋力
④ 股関節、足関節の柔軟性
⑤ バランス検査
足部の怪我の早期発見、早期治療および、障害の発生予防を目的に実施しており、各検査で改善点が見つかった場合は、自主トレや動作改善のポイントを提案しました。
エコー検査にて骨折が疑われた部員には、病院への受診の手続きをして精密な検査を行うように促しました。
筋力が明らかに左右差のある選手や、柔軟性やバランス機能が低下している選手がみられました。そういった選手は今後、足部だけではなく他の部位での障害リスクがあり、今回のメディカルチェックによって数字で自分の足りないところが把握できたと思うので、今後の練習に対しての意識が変わり障害予防やパフォーマンス向上に繋がれば幸いです。
部員数が約180名と多く、効率化を求めたため一人ひとりの選手と関わる時間は少なかったですが、選手の活気はすごく伝わってきて我々スタッフも元気に楽しく評価を実施することができました。
評価が終わった後、小早川整形リウマチクリニックの小早川医師よりサッカーで多い怪我の説明や障害予防の重要性に対しての特別講義を選手に対してしてくださりました。我々スタッフも、改めて怪我予防の重要性を再確認することができたためとても有意義な時間を過ごせました。