春日井市「まちの保健室」を開催しました
当法人では、2020年1月6日 ~ 12月5日にかけて、「 まちの保健室 」を5回開催致しました。
「 まちの保健室 」とは、身近なまちかどで気軽に健康教室や相談ができることを目的とした春日井市の新しく始まったモデル事業です。内容は、健康教室(講義)、フレイルチェック、個別相談を中心にしており、足を運びやすい地域の公民館を会場として行いました。
健康教室では、あさひ病院 顧問 猪田邦雄 医師による講義で、ロコモ※1・サルコペニア※2・フレイル※3・転倒予防について、日々の生活の中で気を付けることなどをお伝えしました。フレイルチェックでは、身長・体重、筋力、バランス能力、歩行能力、認知機能などの測定を医療専門職者が行い、個別相談では、フレイルチェックの内容、問診リストをもとに、参加者1人1人にあわせた、フレイル予防、健康づくりのアドバイスをさせて頂きました。
参加者皆様の、健康を守り、今後の心身機能の低下予防につながる機会になったと思います。また、参加者の皆様には、コロナ対策にもご協力を頂き感謝いたします。
本年 も、「 まちの保健室 」を開催致します。医療法人三仁会では、地域皆様の健康へ貢献する活動を今後も続けてまいります。
※1 ロコモ(ロコモティブシンドローム)
運動器(筋肉・骨・関節・神経など)の障害のために移動機能の低下をきたした状態
※2 サルコペニア(筋肉減少症)
高齢になるに伴い、筋肉の量が減少していく現象
※3 フレイル(Frailty)
加齢に伴う様々な機能変化や予備能力低下によって、健康障害に対する脆弱性が増加した状態