9月12日、肩の痛みをテーマにした三仁会セミナーを開催しました
カテゴリ:院内勉強会・研修会
2019年9月12日の三仁会セミナーで、あさひ病院スポーツ医学・関節センター長 岩堀裕介医師が、「中高年の肩の痛み~当院ではたかが五十肩では済ませません~」というテーマで講演をしました。
参加者は120名を超えて盛況で、講演を熱心に聴きいっていました。
内容は、中高年で多い四十肩、五十肩の解説から始まり、腱板断裂、石灰沈着性腱板炎、変形性肩関節症などに対して臨床場面で実際に岩堀医師が行っている診断・評価・治療方法等まで広い範囲に及びました。さらに、治療にはリハビリテーションは欠かせないということも強調されていました。職員からの「四十肩、五十肩にならないように予防策はありますか?」という質問に対しては、「適度なストレッチ、良質な睡眠、栄養のある食事が大事である」という回答があり、単に肩を悪くする前に、そうならないための生活習慣も含めた予防策が大事であるということを学びました。
講演では、岩堀医師の臨床現場にかける情熱に強く感銘を受けました。聴講した職員一同、学んだ内容を日常業務の中で生かしてゆき、肩の障害で苦しんでみえる患者様の治療のお役に立てればと思っております。今後とも三仁会をよろしくお願いいたします。