春日井市少年野球メディカルチェックを行いました
私達は、野球肘、肩の予防を目的に2010年度から春日井市少年野球チームを対象にメディカルチェックを行ってきました。
今年度は6月30日に行い、3チーム93名の少年野球選手が参加し、過去最多の人数となりました。スタッフは医師1名、理学療法士15名、学生12名で各検査を行いました。
メディカルチェックにて、傷害の可能性のある選手がいた場合には二次検診を勧めており、投球障害の早期発見、早期治療に努めています。今回のメディカルチェックから、ストレッチングの方法や熱中症対策などを記載した小冊子を配布し、選手にはその場でストレッチングの方法を指導しています。
メディカルチェックの主な内容は以下の通りになります。
①医師による整形外科的テスト、問診
②超音波画像診断装置を用いた肘関節の検診
③理学療法士による身体機能(上肢・下肢の柔軟性、運動機能テスト)の評価
医師による診察
理学療法士による身体機能検査
配布した小冊子
トレーニング指導の様子
春日井市少年野球メディカルチェックは年2回実施しており、次回は12月に行う予定です。また、12月はチーム関係者や保護者を対象とした野球教室も同時に開催し、選手だけではなく、チーム関係者や保護者に対しても投球障害をはじめとした傷害予防の啓蒙活動にも努めています。