2024年9月17日、当院は新たな一歩を踏み出し、新しい診療体制をスタートしました。統合後初めての全体朝礼が2階のリハビリテーション室にて行われ、多くの職員が集まり、その規模の大きさに驚くとともに、統合を改めて実感しました。 今回、春日井整形外科と当院が統合したことにより、長年にわたり地域医療を支えてきた春日井整形外科の歴史と専門性を引き継ぎながら、夕方診療や土曜日診療も行う新たな診療体制を整え、より一貫した医療サービスの提供が可能となりました。 また、職員数の増加に伴い、診療体制の強化だけでなく病院内の設備や休憩スペースの改善も行われ、職員の働きやすさも向上しています。チーム医療の連携がさらに密になり、患者様へのサポートがより充実したものとなります。 統合後しばらくは、混雑などでご不便をおかけすることもあるかと思いますが、今後も「患者さん本位の心のこもった医療」「信頼と安心の医療」「高度…続きを読む
カテゴリ「院内医療情報」の記事一覧
当院のリハビリテ-ション科に、今春発売された最新モデルの医療用体成分分析装置(Inbody380)が導入されました。 日頃の体重管理は、健康寿命の延伸や関節痛の予防の効果があり、大変重要な習慣の一つです。また最近では、体重だけでなく、筋肉量の減少や脂肪量の増加といった体成分の変化も、生活習慣病や高齢者の転倒に関連していることが分かってきました。 今回導入したInbody380は独自の体成分情報を詳細に分析し、筋肉量や体脂肪率だけでなく、身体のむくみや栄養状態まで詳細に評価することができます。 評価結果は、紙でお渡しするだけでなく、ご自身のスマートフォンのアプリでも管理でき、前回からの変化をいつでも手元で確認することも可能です。 当院では日頃リハビリ目的で通院されている方々の健康状態やリハビリテーションの効果を確認する為に積極的に活用していきたいと考えています。ご興味のある方は是非リハビリの…続きを読む
2024年6月、春日井整形あさひ病院に新たなMRI装置、PHILIPS社製「MR5300」を導入しました。 本装置の特徴として、以前のMRIよりもトンネルが10cm広い70cmとなり、圧迫感が大幅に軽減されています。さらにAIを駆使した高速撮影技術やPHILIPS社独自の画像処理方法も備えており、画質の向上や検査時間の短縮が可能になりました。 この特徴を生かして当院放射線科では「より早く、よりきれいな」撮影ができる様、機械の立ち上げ時よりメーカーと共同で撮影条件の調整を行っています。 当院ではこの装置を統合に伴う増築部分に設置し、更衣室を4部屋、隣にレントゲン室を用意しスムーズに検査を受けられるようにしました。 新しい建物と機械で清潔感あふれる環境の中で、皆様が負担の少ない検査が受けられるようにスタッフ一同取り組んでまいります。…続きを読む
2024年1月、三仁会”ぷらす”内に「三仁会 通所リハビリテ―ションぷらす」「三仁会 訪問看護ステーションぷらす」「地域包括支援センター松原」が開業いたしました。1月12日・13日に体験内覧会が開催されましたので報告させていただきます。 1月12日は関係者・ケアマネジャーさまを対象に前田理事長あいさつ、猪田医師による講演会が行われました。13日は地域の多くの皆さまに棟内の見学や通所リハビリテ―ションでのマシン体験等、アットホームな雰囲気で”ぷらす”を体感していただけました。アンケートでも「多くのマシンがありびっくりした」「ぜひこの施設を利用したい」との感想が多くみられ嬉しく感じます。 通所リハビリテ―ションは、広くなった事業所に圧倒され地に足がつかない状態でしたが、少しずつ慣れてきており利用者さまが過ごしやすい環境を提供できるよう努力しております。 医療と介護の橋渡し役。”ぷらす”思考で前…続きを読む
当院は整形外科を中心とした診療を行っており、スポーツ中の痛みや障害でお困りの方も多くいらっしゃいます。中でもゴルフは、障害が多いスポーツと言われている一方で、スイングのバイオメカニクスを学び、障害を予防することにより、長くゴルフを続けることができます。 2022年5月27日から5月29日に開催された、ゴルフフィジオトレーナー認定講習会へ、当法人から後藤慎(理学療法士)と竹内基真(作業療法士)の2名が参加し、ゴルフフィジオトレーナーの認定証を取得しました。 講習会では、ゴルフの基礎とバイオメカニクス、ゴルフスイングの分析について学びました。特にスイングを理論的に分析するポイントや、障害の発生要因とその改善方法について知識を深めることが出来ました。また、ゴルフ練習場での実践練習にて直接指導を頂き、たくさんの発見がありました。 今回の認定講習会で学んだ、効率的で身体への負担が少ないスイングに関す…続きを読む
10月29日(火)の中日新聞に、当院スポーツ医学・関節センター長 岩堀裕介が、「痛くてつらい五十肩」をテーマに書いています。 また、NHK「今日の健康」11月号では、肩の痛みについての質問に答えていますので、紹介します。 2019.1.29中日新聞(岩堀医師) 2019.11今日の健康(岩堀医師) …続きを読む
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春日井整形外科リハビリテーション科に、欧米で有効な治療法としてスポーツ選手などに使用されている除痛装置MASTERPULS MP100を導入いたしました。 本機は拡散型の衝撃波を患部に当てることにより、繰り返される機械的刺激による各種成長因子を産出させ、血流改善、血管新生、そして組織修復を促します。 また、同様に繰り返される衝撃波により痛覚を伝達する無髄神経線維から放出される痛みの伝達物質を阻害させ、炎症の軽減などにより鎮痛効果が期待されます。 これまで当院で使用していたデュオリスSD-1が収束型の衝撃波だったのに対し、本機は拡散型のため、デュオリスSD-1では通過してしまっていた表層の組織(軟部組織)により効果的です。 治療の実施には、診察のうえ、予約が必要となります。ご希望の方はお問い合わせください。 MASTERPULS MP100 M…続きを読む
3月15日に今年の4月2日から運営予定の春日井整形外科通所リハビリテーションの内覧会が行われました。当日は暖かく天気も快晴で多くのケアマネジャーの方や実際に施設を利用したいという近隣の方々が内覧会に訪れました。 通所リハビリテーション常勤である加藤理学療法士と久保田作業療法士、野田看護師から当通所リハビリテーションのコンセプトや実際の内容、そして送迎エリア等について説明をさせていただきました。また、実際に設置されているマシンやエアロバイク等にも触れていただきました。 春日井整形外科に通所リハビリテーションが開設されることにより、医療から介護分野まで、これまで以上に地域の皆様をサポートできる環境が整いました。 今後も医療法人三仁会は地域の皆様の健康増進に寄与できるよう努力していきたいと思います。 …続きを読む
8月7日より春日井整形外科のリハビリテーション室(理学療法室・作業療法室)が2階に移転しました。 約3カ月の改修工事を経て、非常に解放感と清潔感あふれる部屋へと生まれかわりました。少し大げさかもしれませんが病院とは思えない空間となっています。 さらに、理学療法室・作業療法室が同じ2階に集約したことで、患者様の行き来も楽になり、これまで以上に理学療法と作業療法が連携して患者様の治療にあたります。 見学だけでも是非一度お越しください!…続きを読む
今日は当院に最近導入された機器のお話です。 当院では12月より、トヨタ自動車株式会社と藤田保健衛生大学が共同で研究開発しているバランス練習アシスト(BEAR:Balance Exercise Assist Robot)を臨床研究目的で導入しています。 機器の詳細はこちらからhttp://newsroom.toyota.co.jp/en/detail/4411650。 まるでゲームをしているような感覚で遊んでいるうちに、バランスの練習を安全に行えるのがこのBEARの特徴です。 そして実際にリハビリスタッフが使ってみた感想として、遊び感覚でバランス練習ができ、何より楽しいという声が多く聞かれました。 このような機器がこの先多く登場すると、今よりもっと楽しく、安全に、効率的にリハビリが出来る時代が来るかもしれませんね。…続きを読む