中学校サッカー部メディカルチェック
6月18日に名古屋中学校サッカー部のメディカルチェックを実施してきました。
2013年より成長期スポーツ選手の傷害予防、早期発見を目的に実施してきましたが、一昨年、昨年と新型コロナウイルスの影響で中止しており、今回3年ぶりの実施となりました。部員約60名に対して、我々スタッフは感染対策をしながら医師1名、リハスタッフ15名、大学生2名が参加しました。
幾つかのブースに分かれて実施し、リハスタッフによる筋力・柔軟性・バランス能力・跳躍力の評価や、成長期に生じやすい傷害が起きていないか医師によるチェックも実施しました。なお、今回のメディカルチェックで評価できる部分は限られている為、評価結果や日頃感じている痛みなどを踏まえて、必要な学生に対しては医療機関への受診も勧めさせて頂きました。曇天模様の一日ではありましたが、それを吹き飛ばすくらいのサッカー部員のはつらつとした活気を感じ、我々スタッフも楽しく実施することができました。
私をはじめ、今年度入職したスタッフも数名参加し、普段所属している部署での業務では診ることのできない、成長期スポーツ選手と接する貴重な機会となりました。また、中学生の元気な姿に圧倒されると共に、普段の業務でも中学生に負けないくらいの熱意を持って取り組んでいきたいと改めて感じました。
当法人ではサッカーをはじめ、スポーツチームや選手に対するサポートにも注力しており、今後も、法人で実施しているこのような取り組みに参加していきたいと思います。
あさひ病院リハビリテーション科 理学療法士 宮﨑耕輝