2022年6月30日(木)に第1回春日井・小牧OLS連携会が開催されました。
カテゴリ:院外研修会・学会
この会は、骨粗鬆症患者様の骨折を防ぐために、様々な職種の医療スタッフがチームとなり、各施設で行っている取り組みの紹介や、春日井市民病院、小牧市民病院、名古屋徳洲会病院、東海記念病院、当院の5病院の医師による、春日井・小牧地域での病院間連携についてディスカッションを行いました。
新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から現地参加・オンライン参加のハイブリット開催となりましたが、現地参加者36名、オンライン参加32名と多くの方にご参加いただけました。
初開催の連携会の世話人を当法人の神谷医師が務め、神谷医師はじめ、あさひ病院のスタッフ3名が法人内でのOLS活動について発表を行いました。
具体的には当院にて、骨折・骨粗鬆症治療を行っている患者様に配布を始めた骨粗鬆症手帳や、転倒予防に対する取り組み、骨密度測定方法について発表を行い、他の病院のスタッフとも意見交換をすることができました。
骨粗鬆症治療は治療期間が長く、転倒や骨折以外にも、生活環境や心身機能の変化から治療を中断してしまうことが少なくありません。その為、このような地域・病院間で連携し患者様の情報を共有することは、骨粗鬆症の適切な継続や骨折予防に繋がると考えています。
今後もこの連携会は半年毎を目途に実施していく予定です。この春日井・小牧地域の骨粗鬆症の方々にとって、骨粗鬆症治療がより継続しやすくなり、骨折予防ができるように当法人内でも知識を深めるなど取り組みをしていきたいと思います。