10月25日、26日の2日間に渡り京都で開催された「第51回日本肩関節学会」・「第21回日本肩の運動機能研究会」に参加してきました。当法人からは医師2名、理学療法士4名が参加し、それぞれ肩の手術とその術後治療に関する報告や凍結肩の治療成績に関する報告、合計4演題の発表に加えシンポジウムでの発表・座長を務めました。 2日間の中で肩に関する様々な分野の聴講を行い全国各地の先生方による貴重な講演、ディスカッションを聞くことができ、大変勉強になりました。学んだことを日々の臨床や今後の研究活動に取り入れ、患者様にとってより良い医療の提供ができるよう努めてまいります。…続きを読む
カテゴリ「院外研修会・学会」の記事一覧
第5回春日井・小牧OLS連携会
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8月29日に第5回春日井・小牧OLS連携会を開催しました。 今回は名古屋徳洲会総合病院が幹事を御担当され、当院の神谷院長もパネルディスカッションの司会として、また法人内から8人のスタッフが聴講で参加しました。 これまでの4回の連携会は骨折後の手術、術後リハを担う急性期病院やその後の回復期リハ病院の活動を中心に情報や課題を共有してきましたが、今回は病院退院後のかかりつけ医である、クリニックの先生方に各施設でのOLS活動の現状や課題について議論しました。 骨粗鬆症治療では、日々変化する患者様の状態に合わせて薬剤や運動内容などを変更する必要があります。今回の議論を通して、改めて施設間での情報共有の重要さ、特に骨粗鬆症治療に関する説明を組織の垣根を越えて統一することで、結果的に患者様の不安が軽くなり、適切な骨粗鬆症治療の継続につながると感じました。 このような課題に対して、当法人も少しずつではあり…続きを読む
9月29日~10月1日の3日間、名古屋国際会議場で行われた「第25回骨粗鬆症学会」に参加してきました。 当法人からは医師1名、理学療法士2名が参加し、2020年からあさひ病院で取り組んでいる、再骨折予防プログラムの成果について発表を行いました。まだまだ始めたばかりの取り組みですが、意見交換で得られたことも生かしながら少しずつ進めていきたいと思います。 骨粗鬆症への治療や再骨折予防は、国をあげて取り組んでいる課題の一つです。今回の学会でも、各地域が行っている様々な取り組みが紹介され、当法人だけでなく、近隣の医療機関との連携も一層必要だと感じました。 今回の学会で学んだことを生かしながら、今後も地域の皆様の健康に貢献できるよう医療・介護サービスを提供していきたいと思います。…続きを読む
第3回春日井・小牧OLS連携会
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6月22日にホテルプラザ勝川にて第3回春日井・小牧OLS連携会を開催しました。2022年度に始まった本連携会も今回で3回目となりました。 今回の特別講演では、まつした整形外科院長の松下先生より、開業医の立場から骨粗鬆症に関してそれぞれの施設の役割や施設間での連携に期待することを中心にご講義頂きました。 また幹事である小牧市民病院の酒井先生からは、昨年度から運用している二次性骨折予防継続管理料算定連絡票について、これまでの運用や今後の見直しについて情報を提供いただきました。 会の後半では今回の目玉である、二次骨折予防についての現状や課題について職種毎でのグループディスカッションを行いました。 ディスカッションを通して、患者様の二次骨折を予防する上でどの施設も抱える課題を共有するだけでなく、各職種の専門性を発揮するには既存の連絡票に加え、他の情報共有の方法が必要など、連携を強めるための前向きな…続きを読む
第2回春日井・小牧OLS連携会
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12月22日にホテルプラザ勝川にて第2回春日井小牧OLS連携会を開催しました。 前半は、春日井市民の鈴木先生に大腿骨近位部骨折の治療についてご講演頂きました。 大腿骨近位部骨折は年間20万人以上の方が受傷され、寝たきりのきっかけにもなる為、我々医療者が適切に治療、また予防する必要があります。講演では最近の手術方法から術後の骨粗鬆症治療方針など大変分かりやすくお伝え頂き、当院のリハスタッフや看護師も術後患者様への対応について見直す機会となりました。 後半は各施設の代表者から、施設内での骨粗鬆症治療や、地域連携の進捗状況を報告いただいた後、この春日井・小牧地域でどのように骨粗鬆症患者の治療、骨折予防で連携していくかディスカッションを行いました。 参加した5施設間の連携は半年前の第1回連携会から進んだ一方、最終的に患者様が日々通われる、地域のクリニックの方々との情報共有や連携の不足が課題として見…続きを読む
11月12日、13日の二日間、札幌で行われた【日本臨床スポーツ医学会学術集会】に参加してきました。当法人からは医師1名、理学療法士5名が参加し、主にスポーツ障害に対する最新の知見や治療技術についての講演を聴講してきました。アスリートを数多くみられている施設の医師や理学療法士、トレーナーの先生方の講演が多く非常に勉強になりました。当院にもスポーツ障害の患者様は多くみえますので、今回学んだことを活かしてさらなる患者サービスの向上に努めたいと思います。…続きを読む
9月11日に東京・品川で行われたSHOCK WAVE JAPAN 2022に医師2名、リハビリスタッフ5名で参加し、学会発表も行わせていただきました。 SHOCK WAVE JAPANは当院で使用されている集束型衝撃波(FSW)と拡散型圧力波(RPW)の治療経験を共有する場として行われており、今年は3年ぶりに対面形式での開催となりました。 当院は両機種の使用件数に関しては、全国でもトップレベルですが、当院では使用例のない疾患に対しての治療経験も知ることができ、様々な疾患に対する可能性が広がっていることを実感できました。 私自身は「RPWによる筋力への効果」について発表させていただき、他院の先生方からご意見をいただきました。今後、患者様に対してよりよい治療として反映できるよう頑張っていきたいと思います。 (春日井整形外科リハビリテーション科 水野夏織)…続きを読む
この会は、骨粗鬆症患者様の骨折を防ぐために、様々な職種の医療スタッフがチームとなり、各施設で行っている取り組みの紹介や、春日井市民病院、小牧市民病院、名古屋徳洲会病院、東海記念病院、当院の5病院の医師による、春日井・小牧地域での病院間連携についてディスカッションを行いました。 新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から現地参加・オンライン参加のハイブリット開催となりましたが、現地参加者36名、オンライン参加32名と多くの方にご参加いただけました。 初開催の連携会の世話人を当法人の神谷医師が務め、神谷医師はじめ、あさひ病院のスタッフ3名が法人内でのOLS活動について発表を行いました。 具体的には当院にて、骨折・骨粗鬆症治療を行っている患者様に配布を始めた骨粗鬆症手帳や、転倒予防に対する取り組み、骨密度測定方法について発表を行い、他の病院のスタッフとも意見交換をすることができました。 骨粗鬆症治…続きを読む
学会参加 in 北海道
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6月16日~18日に北海道で行われた日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)に当法人から6名の職員が参加し、そのうち4名は学会発表も行いました。 コロナ渦となり、現地に出向いての学会参加が難しい状況でしたが、ようやくこういった活動も再開され、久しぶりの現地参加の学会となりました。 オンラインならではの便利さもありますが、直接相手の顔を見ながら、意見交換をしたりして、会話ができる対面での良さを改めて実感しました。 余談にはなりますが、移動の飛行機の機内から富士山を見ることができました。 空の旅も少し楽しむことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。 まだまだコロナウイルスの感染状況も予断を許さない状況が続きますが、withコロナで少しずつではありますが、こういった活動にも精力的に取り組んでいきたいと思います。 (あさひ病院 リハビリテーション科 理学療法士 森匡宏)…続きを読む
今回で48回目となる肩関節学会は毎年日本各地で開催されており。栄えある東海地方初開催の大会長を当法人の岩堀裕介医師が努めました。新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から現地参加とweb参加のハイブリッド開催となりましたが、参加登録者数1037名、うち現地参加者524名と大盛況でありました。 当法人からも岩堀医師、伊藤医師、水谷理学療法士が会長講演とセミナーの講師を務め、8人のスタッフが投球障害や物理療法機器、腱板断裂手術後の成績、肩と姿勢の関連など、肩に関わる様々な分野での学会発表を行い、活発な討論がなされました。 他にも元プロ野球選手の川上憲伸さんをお呼びし、投球障害肩についてのお話をして頂き、大変実りのある学会となりました。 今後も研究活動を通じてより良い医療を提供できる様、精進したいと思います。…続きを読む